肝臓は「沈黙の臓器」と言われているように、病気が進行していても症状があまりでません。このため肝機能異常を指摘されるのは会社の検診、人間ドック、特定健診など受診がきっかけとなる場合がほとんどです。
肝臓病には急性と慢性のものがあり
などが知られています。検診で肝機能異常を指摘された場合これらの疾患を調べる必要があります。最近は脂肪肝から慢性肝炎そして肝硬変へといたる非アルコール性脂肪織肝炎(NASH)が注目されています。肥満を呈している方に多い病気で、現在、特効薬はありませんが減量することにより比較的すみやかに肝数値の改善がみられます。