代謝性疾患とは | イズミヤスーパーセンター広陵店内の内科医院 - いけなか内科クリニック

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代謝性疾患とは

代謝性疾患とは

私たちは、毎日の食事で栄養素を摂り入れ、それを利用して体内で必要な脂肪、糖質、タンパク質などを作ったり、あるいはこれらを燃やし、活動するためのエネルギーにしています。これらの一連の営みを「代謝」と呼んでいます。代謝内科は、これらの代謝の働きが障害されて生じる病気を扱う診療科です。

この領域には、

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症(コレステロールが高い、中性脂肪が高いなど)
  • 脂肪肝
  • 高尿酸血症(痛風)
  • メタボリックシンドローム(いわゆるメタボです)
  • 肥満症

などが含まれます。
これらの多くは「動脈硬化」と関係しており、早期に治療をおこない

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞、狭心症
  • 閉塞性動脈硬化症(ASO)→CAVIでスクリーニングします

の発症を未然に防ぐことが重要です。

骨は固く変化していないように見えますが、常に破骨細胞による「骨吸収(破壊)」と、骨芽細胞による「骨形成(再生)」とを繰り返しています(骨代謝)。
骨粗鬆症とは骨代謝の障害による全身的な骨の病気で以下のように定義されます。
「骨強度の低下によって、骨折の危険が高くなる骨の障害であり、骨強度は骨密度骨質により規定される」

  • 骨密度→骨塩定量で評価可能
  • 骨質→外来で評価することは困難

WHOの調査で骨折の危険因子として

  • 加齢
  • 骨密度低下
  • 脆弱性骨折(少しの外力で生じた骨折のことで脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折など)
  • 過度のアルコール摂取
  • 現在の喫煙
  • 大腿骨近位部骨折の家族歴
  • 関節リウマチ
  • ステロイド薬使用

が記載されています。

また生活習慣病も骨質低下との関連性が注目されております。
骨密度だけでなく骨質の低下をきたす生活習慣や疾病を考慮に入れた治療が重要です。

寝たきり者の主な原因別構成割合

参考グラフ

平成13年版厚生労働省白書より改変
(骨折・転倒で寝たきりとなる割合は第3位です)
当クリニックでは健康寿命を延ばすことを目標に頑張ります。

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